《狼の巣》星開きの朝に

【 オリジナル長編小説 / ファンタジー風SF / 文庫 / 198P 】

 狼頭の獣人の種族ウルがひっそりと暮らす緑深き惑星、 《狼の巣》。
 森でウルたちと共に暮らしていた少女レイナはある日、落ちてきた 宇宙船に乗っていた彼女と同じ姿形の少年オトと出会い、 自らが 地球人と呼ばれる種族であることを知る。
 ウルの群れの仲間たちと共に、 故障した宇宙船を直そうとするオトを手伝うことになるレイナ。しかしその中で、 平穏だった日常に異変が起き始める。
 この星で目覚めるまでの過去の記憶がないまま生きてきたレイナは、 オトの訪れをきっかけに思いも寄らぬ事態に巻き込まれ、 やがて自らや《 狼の巣 》 、ウルたちの過去と現在にまつわる幾つかの真実を知り、未来の為の大きな決断を迫られることになる。
 地球から三十六光年の彼方にある星を舞台とした、はじまりの冒険の物語。
定価 800円(内税)
販売価格 800円(内税)

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