《竜灯屋台のリディアとルー3》古造りの転晶炉

【オリジナル長編小説 / おねロリ百合ファンタジー / 文庫 / 196P】

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 その屋台では、大きな角と翼を持った妖艶な美貌の女性が、彼女に連れ添う幼い獣人の少女と共に、神代の怪しげな道具をたちどころに直してくれるという。
 女性の名前はリディア、少女の名前はルーニャ。
 奇妙な星の巡りの元に出会ったふたりは、お互いにしか分からない不可思議な関係を保ちながら、いつも〈紅星の柱〉の屋台通りで静かに屋台に座っている。
 けれどなぜか彼女たちは、誰にも何も告げずに、時折ふと姿を消すことがあって――。
 古の子供たちの遊び道具、竜の角を燃料とする灯火、美しく謎めいた透き通る小枝の生えた容器。
 様々な神代機構とそれを巡る人々のあいだで、リディアとルーニャは共に揺れ動いては、今日も手を引き合って歩んで行く。

創作おねロリ百合ファンタジーシリーズ小説第三巻。
販売価格 600円(内税)

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